髪がツヤツヤに!ドライヤーの温風と冷風の使い分け術



 

ツヤツヤで美しい髪にあこがれるけど、どうやったらきれいになるの?

年齢とともに髪が傷みまくって、サラサラヘアなんてもうムリ・・

 

髪に自信が無くなってしまった方もいるでしょう。

今回は、髪にダメージを与える要因を知り、日常で気を付けることで簡単にできるケアをお伝えします。

 

髪にダメージを与える要因

 

髪は熱に弱いです。乾いた状態では180度、濡れた状態では55度からタンパク質の変性が起こります。髪が湿っているとダメージを受けやすくなります。

下記では、ドライヤーを使った髪の乾かし方を丁寧にお伝えします。

 

摩擦

髪を乾かさずに寝ると、摩擦でキューティクルがはがれます。

 

 

アルカリ

髪はアルカリに弱いです。ヘアカラー、パーマでアルカリにさらされると、キューティクルが溶けて髪が細くなります。

 

紫外線

髪は紫外線を浴びるとタンパク質変性が起こります。ダメージが進むと髪の内部が空洞化していきます。

 

 

ドライヤーの基本的な使い方

 

 ドライヤーの使い方は、正しい手順と適切な設定を守ることで、髪に優しく、効果的にスタイリングを行うことができます。ここでは基本的な使い方について説明します。

 

ドライヤーの適切な温度と距離

 

 ドライヤーを使用する際に最も重要なのは、適切な温度と距離です。一般的なドライヤーの温度範囲は100℃〜120℃ですが、髪の状態や性質に応じて温度を調整することが重要です。理想的なドライヤーの温度は80℃以下です。髪にドライヤーを近づけ過ぎると、熱ダメージを受けやすくなりますので、吹き出し口から少なくとも15cm以上の距離を保つことが推奨されます。

 

 長時間高温で乾かすと髪内部の水分が失われ、パサつきの原因となるため、特に注意が必要です。髪の柔らかさや強さに応じて適切な温度を選び、短時間で乾かすことが美髪を保つコツです。

 

温風と冷風の違い

 

 ドライヤーには温風と冷風の機能があります。それぞれの違いを理解することが、より効果的なドライヤーの使い方につながります。温風は髪を乾かす際に使用し、髪を素早く乾燥させる力があります。しかし、高温を長時間当てると髪にダメージを与える可能性があるため、注意が必要です。

 

 一方、冷風は乾かした髪を仕上げる際に使います。冷風を当てることで、髪の表面のキューティクルが収まり、ツヤを引き出す効果があります。また、髪の熱を冷やすことで、形状が固定されやすくなり、持続的なスタイリングが可能となります。冷風を使うことで、髪が健康的で美しい状態を保つことができます。

 

温風の効果的な使い方

 

髪質に応じた温度設定

 

 ドライヤーを使用する際、髪質に応じた適切な温度設定が重要です。髪の性質によって温度が敏感に変わるため、例えば柔らかくしなやかな髪の方には低温設定が推奨されます。このような髪質には80℃以下の温度で乾かすと効果的です。一方、強い髪の持ち主であれば、短時間で高温設定(100℃から120℃)を使用することも可能です。正しい温度設定で髪を乾かすことで、美髪を保ちながら、ドライヤーによるダメージを最小限に抑えることができます。

 

ドライヤーの向きと風量

 

 ドライヤーの使い方において、向きと風量も重要なポイントです。まず、温風を髪に当てる際には、ドライヤーを髪から約15cm以上離し、上から下に向けて当てると良いでしょう。これにより、キューティクルが整って髪につやが出ます。また、風量の調節も欠かせません。根元を乾かす際には強風を使用し、毛先や表面を乾かす時には弱風に切り替えることで、より効果的に髪を乾かすことができます。ドライヤーの風量を適切に調整することで、髪内部の水分を保持しながら、パサつきを防ぎ、美髪を実現することができます。

 

冷風の効果的な使い方

 

仕上げに冷風を使う理由

 

  仕上げに冷風を使う理由は、髪を美しく保つための重要なステップだからです。一般的にドライヤーで髪を乾かす際、まずは温風で髪の根元から中間部をしっかりと乾かします。しかし、仕上げに冷風を使用することで、髪のツヤを引き出すことができます。この冷風は、温風で開いたキューティクルを収縮させる効果があり、髪表面を滑らかにしてくれるのです。また、冷風は髪の熱ダメージを最小限に抑える効果もあり、結果的に美髪を維持することに繋がります。

 

髪のツヤを引き出す冷風テクニック

 

  冷風を使って髪のツヤを引き出すためのテクニックも覚えておくと役立ちます。まず、髪全体を温風で乾かした後、冷風に切り替えます。この際、ドライヤーのノズルを使い、髪の表面を均一に冷風でブローします。特に、髪の表面に冷風を当てることでキューティクルが整い、光が反射しやすくなり、より一層ツヤが強調されます。加えて、冷風で仕上げることは髪の静電気を抑える効果もあり、整った髪の外観を保つのに役立ちます。このひと手間が、毎日のヘアスタイルをワンランクアップさせる秘訣となるのです。

 

ダメージを最小限に抑えるためのコツ

 

適切なタオルドライ方法

 

  美髪を維持するためには、ドライヤーの使い方だけでなくタオルドライの方法も重要です。まず、洗髪後、髪を強くこすらないように注意しましょう。タオルで髪を軽く押さえるようにして、余分な水分を吸い取ります。髪をゴシゴシとこすりつけると、キューティクルが傷ついてしまい、ダメージの原因となります。

 

熱ダメージを避けるためのポイント

 

  ドライヤーを使用する際は、髪性質に応じて適切な温度で乾かすことが重要です。一般的には、ドライヤーの温度は80℃以下が理想的とされています。髪に高温を過度に接触させたり、長時間当てたりすることは避けましょう。また、ドライヤーを髪から15cm以上の距離を保って使用することが、熱ダメージを最小限に抑えるポイントです。

 

  さらに、ドライヤーの風量や温度が調節できるモデルを使用すると、髪質に合わせた乾燥が可能になります。強風で短時間に乾かすと、髪の内部の水分が失われにくくなり、パサつきが軽減されます。ドライヤーの温風と冷風を使い分けることで、髪のツヤを持続させることもできます。